🕊「いのちの日」　合唱️ バージョン　　　(趣意書)

「下関市いのちの日」は、山口県下関市が命の尊厳について深く考える日として制定したものです。毎年4月13日に行われるこの日は、市内の中学校で起きた、いじめによるかけがえのない命の喪失という悲しい出来事を忘れないために設けられました。そして、すべての命の尊さを改めて心に刻む日でもあります。

現代社会においては、LGBTQを含む多様性に対する偏見や差別が依然として存在しています。こうした問題は、学校におけるいじめの大きな要因となることも少なくありません。そのため、すべての生徒が安心して学べる教育環境を整えることが不可欠です。生徒のアイデンティティに関係なく、尊重される場を築くことが求められています。

「いのちの日」は、共感・尊重・連帯の文化を育むことを目的としています。教育活動や講演、そして「いのちの日」という楽曲などの芸術的表現を通じて、すべての命がかけがえのないものであること、言葉にできない声にも耳を傾けること、そして命は互いに支え合いながらつながっていることを伝えていきたいと願っています。

命には限りがあるからこそ、私たちはそれを大切にし、守らなければなりません。

この日が、生徒、教育者、保護者、そして地域社会が共に命の意味を考える機会となり、すべての人がありのままの自分を受け入れられる社会づくりにつながることを願っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 LGBTQ支援任意団体「I’m me」　ROSE

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